リポジトリの作成・クローン [Git]

Gitでファイルを管理するには、まずリポジトリを用意しなければなりません。リポジトリは新規に作成するか、またはサーバから既存のリポジトリをクローン（複製）します。

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Gitのリポジトリはファイルの履歴などの情報を格納するデータベースです。新しくファイル管理を始めるには、管理したいフォルダにリポジトリを作成します。すでに存在する共有リポジトリをローカルコンピュータに持ってくるにはリポジトリのクローンを行います。

ローカルリポジトリの作成

ファイルを格納したフォルダを右クリックし、［TortoiseGit|ここにリポジトリを作成］を選択します。確認ダイアログが表示されるので、そのまま［OK］をクリックすれば、リポジトリが作成されます。

リポジトリの情報は、フォルダ内の「.git」という隠しフォルダに格納されています。全ファイルの履歴情報を格納した巨大なファイルですので、バックアップをとるときなどには注意をしてください。

すでにファイルが存在するフォルダにリポジトリを作成した場合でも、ファイルはまだGitの管理下には置かれていません。ファイルの追加とコミットを行う必要があります。

SVNではリポジトリの内容から、一部のフォルダだけを取得（チェックアウト）することができましたが、Gitではできません。必ずリポジトリ全体を取得します。

クローンしたリポジトリは関連性を保っています。ローカルリポジトリに対して行ったコミットなどの変更をサーバ上のリモートリポジトリにプッシュしたり、逆にリモートリポジトリの更新をローカルリポジトリに反映（プル）したりすることができます。